PayPalの為替手数料を安くする
EtorenやExpansys等の海外の通販サイトを利用する場合、クレジットカード情報を直接入力するのは、不安ですからPayPal(ペイパル)を利用します。
販売元が外貨で代金の請求をしてくると、日本円へ変換する作業が必要になります。
この変換に掛かる手数料を為替手数料と呼んでいます。
PayPalではこの変換をクレジットカード会社が行うか、PayPalが行うかを選択できるようになっています。
初期設定では、PayPalです。
為替手数料
VISA 1.63%
MasterCard 1.63%
AmericanExpress 2.00%
JCB 1.60%
PayPal 4.0%
為替手数料だけ考えるとJCBの1.60%が最安です。
為替レート
実際の支払いには為替レートも考える必要があります。
1ドル100円に設定してあるか1ドル102円に設定してあるかで支払い金額が違ってきます。
各社ごとに独自の為替レートが設定されています。
為替手数料だけ考えるとJCBが最安ですが、為替レートも考えるとMasterCard が最も安く購入できる可能性が高いそうです(^^;)
(例)
VISAとPayPalの為替レートを1ドル100円で同じとし、買い物時に1500ドルを代金として請求された場合。
VISA:1500×100円×1.0163 =152,445円
PayPal:1500×100円×1.0400 =156,000円
差額は、156,000円-152,445円=3,555円
意外と差がありますね。
ここで、JCBが為替レートを1ドル102円で設定していたとすると
JCB:1500×102円×1.0160 =155,448円
LINE Payカード(=JCB)の還元率は、2%なので
「クレジットカードを整理したい!」で書いたようにPayPalにLINE Payカード(=JCB)を登録し、JCBの1.6%に変更しようとした所、変更画面が出てきません。
JCBではPayPalで通貨換算レートの変更オプションが利用できないみたいです(^^;)
ということは、PayPalの手数料4%-LINE Payカードの還元率2%=2%の手数料で購入することになります。
為替手数料が発生する場合は、REX CARD(=VISA)手数料1.63%をPayPalに登録して購入した方が良いようですね。