「Viber Out」か、「Googleハングアウト」か、決め手に欠ける
Dekaatamaです。
ブラステルに替わるIP電話を探してみました。


料金
固定電話へ
Googleハングアウト:3セント/分
Viber Out :3セント/分
携帯電話へ
Googleハングアウト:9.0セント/分
Viber Out :9.8セント/分
少し、「Googleハングアウト」がよいようですが誤差の範囲です。
固定電話へ
Viber Out :約3.29円/分(為替により変動)
ブラステル : 2.88円/分
携帯電話へ
Viber Out :約10.8円/分(為替により変動)
ブラステル : 19.4円/分
IP-Phone SMART : 16.8円/分
携帯電話への通話料金がブラステルは約2倍になってしまいます。
番号通知
「Googleハングアウト」
iOSで発信しようとすると以下のような表示が出ます。

相手に番号通知ができません。全て非通知となります。
お店の予約など通話先が限られてしまいます。
「Viber Out」
相手にどのように通知されるのか調べてみました。
「Viber Out」には、通話用SIMの電話番号090XXXXXXXXを登録しています。
①ドコモ宛
→「通知不可能」と表示された
→当然、折り返しで電話できず
②au宛
→8190XXXXXXXXと表示された(最初の81は国際電話の場合の日本の国番号です)
→折り返しで電話しようとしても、つながらず
(「おかけになった電話番号は現在使われておりません。番号をお確かめの上、おかけ直し下さい」とアナウンスが流れる)
と、検索したHPには出ていましたが、
我が家のauガラケーにかけてみると
→090XXXXXXXXと表示された?
③ソフトバンク宛
→090XXXXXXXXと表示された!(電話帳に登録されていれば、その名前で表示された)
→折り返しで電話して、相手と通話できた!
④FUSION IP-Phone SMART宛
→8190XXXXXXXXと表示された!(電話帳に登録されていれば、その名前で表示された)
→折り返しで電話して、相手と通話できた!
相手からの返信
「Viber Out」や「Googleハングアウト」から電話をかけてその履歴から返信を貰う場合、相手が「Viber Out」や「Googleハングアウト」をインストールしていなければ、返信はそれぞれのアプリに番号登録をしている電話番号にかかってくることになります。
契約しているSIMが音声SIMでなくSMS付きSIMの場合は、そのままでは返信を受けられません。
「Viber Out」はアカウントを電話番号で管理しており、LINEのようにSMS(ショートメール)で認証して、その番号でユーザーデータが紐付けられます。
「Viber Out」を使って、電話をかけると、相手にその番号が通知されます。
着信履歴で相手からかけ直してもらう場合、SMS付きSIMの番号だと、当然ながら音声通話での着信はできません。
そこで、「Viber Out」に登録する電話番号を、「FUSION IP-Phone SMART」や「050Plus」など、モバイルIP電話の番号で登録をします。
「FUSION IP-Phone SMART」や「050Plus」などのアプリを設定しているスマートフォンで、折り返しの電話を受けることになります。
なぜこんなことを書くかというと、現在は音声SIMを契約しているので問題ないのですが、将来的にはSMS付きSIMでよいかなと思っています。
音声通話契約は+700円ですがSMS付きSIMであれば+150円程度で済むからです。
結果
ア 固定電話宛 ブラステル 2.9円/分
イ 携帯電話宛「Viber Out」 10.8円/分(非通知になる危険あり!!!)
ウ 第三者課金(固定・携帯)20.0円/分
アやイの電話先(お店の予約等)を考えると第三者課金以外は「Viber Out」に統一しても良いかもしれませんね。
しかし、「Viber Out」には連絡先をすべてサーバーに登録されてしまう問題もあり、難しいところです。